2017年02月26日

原子力規制委員会が大飯原発3、4号機の安全対策について新規制基準に「適合」と認める

原子力規制委員会は2月22日、再稼働を目指す関西電力大飯原発3、4号機の安全対策が、新規制基準に適合すると認めた。2月23日から3月24日まで一般から意見を募る。大きな修正がなければ正式決定し、安全対策の基本方針が正式に許可される。
(しかし、パブリックコメントを送るには「画像や音声の認証が必要」とされていて、敷居が低いとは言い難い。なんなんだこれ!?)

大飯原発3、4号機をめぐっては、2014年に福井地裁で運転差し止めを求めた住民らが勝訴し、関電などが控訴している。地震対策を巡る裁判が続くなか、安全対策が了承された。

再稼働にはさらに二つの認可や検査が必要で、関電も、耐震対策などの工事が5月までかかる予定。

大飯原発3、4号機をめぐっては、住民らが関電に運転の差し止めを求めた訴訟で、14年5月に福井地裁(当時・樋口英明裁判長)が地震対策の不備を認定し、運転の差し止めを命じ、関電などが控訴し、名古屋高裁金沢支部で裁判が続いている。

さらに、地震の審査を担当した前規制委員長代理の島崎邦彦・東京大名誉教授が昨夏、想定される揺れについて「関電の計算手法は過小評価の可能性がある」として、控訴審が進む同高裁金沢支部に陳述書を提出。今年4月には証人尋問が予定されている。

運転差し止めの判決が確定しない限り法的拘束力はなく、新基準に適合するなど全ての許認可が得られれば大飯原発3、4号機の運転は可能だ。

大飯3、4号機は13年、最も早く再稼働に向けた審査を申請した原発の一つだが、規制委は、40年を超える運転を目指した高浜原発1、2号機と美浜原発3号機の認可期限が迫ったため、これらの審査を優先した。

規制委がほんとうに原発を規制する気があるのなら、裁判の結果を待って審査するだろうし、高浜原発の都合に合わせて大飯原発を後回しにすることもないだろう。

規制委が電力会社とツウツウで、再稼働のために動いているということだ。

また、九州でも川内原発2号機で23日午後9時半、核分裂反応を抑える制御棒を抜く作業が始まり、原子炉が起動した。27日をめどに発電も始め、3月24日には定期検査を終えて、通常の運転に戻る予定とされている。現地では連日抗議行動が行われている。写真は2月24日のもの。
20170224川内再稼働抗議.jpg
posted by 関電包囲行動 at 10:45| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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